2016年11月14日月曜日

プロースト交響楽団 第24回定期演奏会

プロースト交響楽団 第24回定期演奏会にて、ヴィオラのエキストラとして参加させていただきました。

プログラムは、フィンランドを代表する作曲家、シベリウスのフィンランディア、トゥオネラの白鳥とレンミンカイネンの帰郷。
そして8月にヴァイオリンパートにて演奏したショスタコーヴィチの交響曲第5番。

迷わず参加をさせていただきたいとお返事をしたものの、ヴィオラを持っていないため、楽器をお借りしての参加となりました。
そしてヴィオラを触るのは、大学での副科レッスン以来…
見た目では、ヴァイオリンとヴィオラの大きさは僅かな違いのように見えますが、実際に演奏をすると、ヴィオラの方が格段に重く、演奏するのは大変で、ヴィオラ奏者の方々を改めて尊敬します。


指揮は、以前からずっとお目にかかりたかった新田ユリ先生でした。
フィンランドと日本にて大変ご活躍されている先生のご存在は、学生の頃より存じ上げており、今回のお話をいただいた際は、思わず歓声をあげたほど嬉しかったです。
実際にお目にかかり、指揮のもとで演奏させていただき、ますますファンになってしまうような、とても素敵な先生でした。
リハーサルでは、曲の背景や情景、神話の登場人物が目に浮かぶようで、毎回楽しく大変貴重な経験となりました。

プロースト交響楽団の皆様は、音楽に対してとても真摯でいらっしゃり、内なる情熱をお持ちのオーケストラでした。
本番では、先生の指揮と団員の皆様から伝わってくる物凄いエネルギーと想い、そして素晴らしい作品に感動しながら演奏しておりました。
会場のミューザ川崎には、なんと1815名のお客様がいらして、沢山の拍手とブラヴォーをいただきました。

今回、お声をかけていただいたこと、大切な楽器を貸していただいたこと、そして新田先生とプロースト交響楽団の皆さまとご一緒させていただいたこと…
全てに感謝をして、いただいたエネルギーを糧に、また本日からの演奏活動に繋げてまいります。
心から、ありがとうございました!

新田ユリ先生と。宝物のお写真

5月に訪問した、シベリウスのお家のお庭




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