2020年8月26日水曜日

季節を着る

 着付けのお稽古へ行ってまいりました。

1ヶ月に1度の大切な時間です。


こちらは母が若い頃に着ていたもので、「友禅」という技法で一筆ずつ描かれているそうです。

細やかな技術に、着物の奥深さを感じる瞬間です。

「絽」は7月・8月の盛夏に着るお着物なので、1年を通して考えると着られる機会は僅か。

僅かだからこそ、季節をより一層感じたり、大切に感じたりするのかもしれません。

先生が以前おっしゃった「四季を味わって、季節を着てください。そうすると人生が深くなりますよ。」というお言葉を大切に、暮らしていきたいものです。

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